トレーシングペーパーにエッチングの元になる線画を描きます。ガラスにビニールテープを一面に貼り、そこにトレーシングペーパーで図柄を写します。 大まかな形から彫っていき、貼り込み・肉彫りを繰り返しだんだん細かくしていきます。なので、最初は図柄のアウトラインで切り、図柄全体を彫っていきます。 彫るときのアタリとして、後で消せる絵の具などで裏面に線画を写しておきます。 |
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彫ったあとの写真です。大まかに人物などの立体感を意識して彫っています。 このように、平面の絵に、ものの形やふくらみを彫っていくことを「肉彫り」と呼びます。 |
2、肉彫り このページの先頭
ビニールテープを剥がしたところを彫り、剥がしたテープをまた貼り込み、次に彫る部分を切って剥がし彫っていきます。 切る・はがす・彫る・張り込むの繰り返しで、だんだん立体的に、だんだん細かく部分的に彫っていきます。 |
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3、段彫り このページの先頭
肉彫りが終わったら、次に段彫りの作業になります。 段彫りとは、物と物の境目に段差をつけることです。 これによって更に物の前後や奥行きを表現します。 また、服の模様や髪の毛などの表現は、PCデータで制作します。そのデータは、シートにし、段彫りが終わったガラスに貼り込んで彫ります。 |
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4、薬品処理 このページの先頭
段彫りまで終わったら、薬品処理(タペ加工)をします。 最後の仕上げでもう一度削っていくので、一度表面を滑らかしにします。 |
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5、ぼかし上げ このページの先頭
最後に、ぼかしあげの作業です。 黄色のセロハンテープを貼り、段彫りの段差に合わせてテープを切り、貼り込んでいきます。それをひとつひとつ剥がしながら砂をかけていきます。 表面を薄く削り、タペ面の透明と削れた部分の白との差で作品を仕上げていきます。 |
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