ぼかしあげ:
「ぼかしあげ」することで、存在感ある仕上がりになる。わずかなガラスの厚みの中にも手前と奥の関係を意識したエッチングがなされているため、ライティング後は、また違ったおもむきのご本尊のお姿となる。
薬品処理:
「薬品処理」後は、光沢と透明感がでる。
薬品処理:
「薬品処理」する部分のテープを剥がす。サンドブラストだけの状態は、ガラスが白っぽい。
肉彫り:
ライトをかざすと、陰影がはっきりし、繊細な表情が際立つ。
肉彫り:
右の写真の朱色のラインが「あたり」。「あたり」を手がかりに仏像の表情をサンドブラストすることを「肉彫り」という。この「肉彫り」の工程は、部位を変えて複数回おこなう。最初の原寸原稿作成時に工程を組み立ててあるにせよ、かなり複雑。また、次の工程の「肉彫り」に備え、彫ったガラス面にテープを再び貼る工程ひとつをとっても、経験と熟練を要する。
型きり→あたり
モチーフのアウトラインを「型きり」し、一度剥がす。ガラス裏面より、筆で「あたり」を描き、次の工程の「肉彫り」に備える。
刷り込み:
原寸原稿作成後、お施主様からご承諾いただき制作開始。
ガラスの表面を養生テープで保護し、下絵を転写する。
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